僕は普段ホームページ制作の仕事をしていますが、ホームページの公開に必要な「レンタルサーバー」は、基本クライアント様自身でサーバーを貸している会社と契約してもらっています。しかし、ほとんどの方が
と、悩んでしまうんですよね。もちろん僕もこの仕事をする前は同じ様に悩んだことがあるので、気持ちがめちゃくちゃよく分かります(汗)そこでこの記事では仕事柄数々のサーバーを利用してきた僕が、安全に使える上に費用が安い初心者向けレンタルサーバーを紹介していきます。
サーバー3選
- ロリポップ!(スタンダードプラン) → コスパ最強のレンタルサーバー
- mixhost(スタンダードプラン) → バックアップ&復元無料の超安心レンタルサーバー
- エックスサーバー(スタンダードプラン) → 安定感抜群の王道レンタルサーバー
価格や性能に多少の違いはありますが、この中からならどれを選んでも、安くて安全にホームページやブログを運営することができます。
では、なぜ初めて借りる人にこの3つのレンタルサーバーがオススメなのか。
上記3つのサーバーをおすすめする理由と、レンタルサーバーを選ぶときの基準などを説明していきますので、是非最後まで読んで初めてのサーバー選びに役立ててください。
Contents
初めてのレンタルサーバーを選ぶ基準は3つ
初めてのレンタルサーバーを選ぶ基準は次の3点です。
- 費用が比較的安い
- 転送量にある程度余裕がある
- 色んな機能が利用できる
費用が比較的安い
やはりなんと言っても初めてサーバーを借りるなら、費用は安いに越したことはありません。
3,000円・・・4,000円・・・と費用をかければそれだけ高スペックなものを借りられますが、初めてのレンタルサーバーであれば月額1,000円前後で借りられるサーバーで十分満足できるので、今回は月額1,000円あたりのものだけを紹介します(月に100円から借りられる「格安レンタルサーバー」と呼ばれるものもありますが、それらは安定性が無かったり機能に制限があったりするので今回は除外しました)。
サイトを1年以内に閉鎖してしまう人はまずいないので、1ヶ月だけお試しで・・・なんて契約すると勿体無いですからね。。。
転送量にある程度余裕がある
転送量とは、サーバーから送るデーター量のことで、上限は各社プランごとに決められております(スマホの通信制限みたいなもの)。
サイトを見てくれる人が多くなり、その分転送量が増えて上限を越えてしまうと一時的にサイトが表示されなくなり、上位プランへの変更またはレンタルサーバー会社の変更を検討する必要がでてきます。
転送量の上限が1日あたり50GB以上のサーバーであれば、とりあえずは問題ないのでこの辺りを目安に考えます。
と言っても、そこまで大きなサイトに育つことは中々ないので、最初はそこまで気にしなくても大丈夫ですけどね(汗)
色んな機能が利用できる
以下の3つの機能は、ホームページやブログを運営する上で欠かせないものになっています。
初めてでも最低限これらの機能が利用できるサーバーにした方がいいです。
- 無料の独自SSL機能
- WordPressの簡単インストール
- マルチドメイン
無料の独自SSL機能
情報を安全にやり取りするための機能で、URLが「https//〜」に変更になります。
GoogleはSSL化したサイトの検索順位を優遇すると発表しているのでSSL化は必須です。SSL化は有料のところもあるのですが、無料で使えるサーバーを選びます。
WordPressの簡単インストール
大人気のWordpressなどのCMSを簡単にインストールできます。
サイトにブログ機能を追加したいときによく利用され、大企業のサイトでも採用されています。最初は使わなかったとしても、後々お世話になる可能性が高いので、Wordpressの簡単インストールができるサーバーを選びます。
マルチドメイン
1つのサーバーで複数のサイトを運営する事が出来ます。
サイトを増やすことはよくあるので、念のためにマルチドメイン対応のサーバーを選びます。もちろん運営するサイトが増えても追加のサーバー料金は必要ありません。
超おすすめレンタルサーバー比較
お待たせしました。
ではここから初心者向けのおすすめレンタルサーバーを3つ紹介していきますので、できれば1つずつ目を通してみてください。
ロリポップ!(スタンダード)
月額 | 660円 |
---|---|
初期費用 | 1,650円 |
転送量 | 24TB/月 |
マルチドメイン | 200 |
簡単インストール | ○(WordPressなど) |
無料独自SSL | ○ |
特徴 | コスパ最強のレンタルサーバー |
※月額は12ヵ月契約を結んだ場合の料金です。
月額660円で無料独自SSLに対応していて、Wordpressも使えて、複数サイト運営可能な上に、一日の転送量の上限が1,000円以内のサーバーの中ではトップレベルの800GBなので、コスパ最強のレンタルサーバーと言えます。
管理画面がシンプルなので直感的で扱いやすく、初めてサーバーを借りる人にとってはそれも大きなメリットの1つになるでしょう。
一つ下のランクのライトプランも悪くないのですが、表示速度や安定性などトータルで見てコスパを考えると、スタンダードプランにしておくのがベストですね。
mixhost(スタンダード)
月額 | 1,078円 |
---|---|
初期費用 | 無料 |
転送量 | 18TB/月 |
マルチドメイン | 無制限 |
簡単インストール | ○(WordPressなど) |
無料独自SSL | ○ |
特徴 | バックアップ&復元無料の超安心レンタルサーバー |
※月額は12ヵ月契約を結んだ場合の料金です。
何かの拍子でサイトのデータが消えてしまっても、無料で自動バックアップ&復元をしてくれるので(自動バックアップ機能は有料なところが多い)、データの消失が心配な人にとっては最高のサーバーです。
そして高性能のサーバー機器を利用しているため、兎にも角にもサイトの表示スピードが他の同価格帯のサーバーに比べて速い上に初期費用無料なのでかなりお得です。
2016年に誕生したばかりの割と新しいレンタルサーバーなので、この記事で紹介している他のサーバーよりは運営実績が少ないですが、そこが全く気にならないほど素晴らしいサーバーです。
エックスサーバー(スタンダード)
月額 | 1,100円 |
---|---|
初期費用 | 3,300円 |
転送量 | 約27TB/月 |
マルチドメイン | 無制限 |
簡単インストール | ○(WordPressなど) |
無料独自SSL | ○ |
特徴 | 安定感抜群の王道レンタルサーバー |
※月額は12ヵ月契約を結んだ場合の料金です。
サーバー選びの王道といえばエックスサーバーと言っても過言ではないほど、長年に渡り安定稼働してきた実績があり、短期間で一気にアクセスが集中しても落ちにくいです。
特にビジネスで使うサーバーには「安定な稼働」と「問題があった時の迅速な対応と復旧」ができることはとても重要なので、個人事業主や中小企業のホームページの運営にはエックスサーバーのスタンダードプランが最適なサーバーであると言えます。
デメリットはないのですが強いていうならバックアップの復元料金が高いかな・・・くらいですかね。
まとめ
今回紹介した3つのサーバーの比較表は以下の通りですので、こちらも是非参考にしてください。
サーバー名 (プラン) |
ロリポップ! (スタンダード) |
mixhost (スタンダード) |
エックスサーバー (スタンダード) |
---|---|---|---|
月額 | 660円 | 1,078円 | 1,100円 |
初期費用 | 1,650円 | 無料 | 3,300円 |
転送量 | 24TB/月 | 18TB/月 | 約27TB/月 |
マルチドメイン | 200 | 無制限 | 無制限 |
簡単インストール | ○ | ○ | ○ |
無料独自SSL | ○ | ○ | ○ |
※月額は12ヵ月契約を結んだ場合の料金です。
最初の方でもお伝えした通り、この3つのサーバーの中ならどれを選んでも安くて安全にサイト運営ができます。
もしもどれにするか迷ったら、自分が何を重視するかでサーバーを決めてしまうのがいいですね。最後に、この記事を簡単にまとめると・・・
こんな感じです。お金がかかることなので初めてのレンタルサーバー選びはかなり迷ってしまうとは思いますが、この記事で紹介しているサーバーならどれを選んでも後悔することはないので安心して選んでください。
この記事が、初めてのレンタルサーバー選びの助けになることを願っております。